2014年10月3日金曜日

「BLOG俳句新空間」の創刊について / 筑紫磐井

「BLOG俳句空間――戦後俳句を読む――」の終刊を受けて、「BLOG俳句空間」を創刊することにした。

既に、この系列のBLOGとしては過去に次の4種類があり、これらを踏まえて洗練されたものにしたいと考えている。

(1)「―俳句空間―豈weekly」
(2)「俳句樹」
(3)「詩歌梁山泊~三詩型交流企画」(現在も継続中)
(4)「-BLOG 俳句空間- 戦後俳句を読む」

 「BLOG俳句新空間」の記事内容は次の通りである。上記に掲げた過去のBLOGを踏まえると、自ずと役割が限定されて、内容も特化するものが多い。従って、何でもありではない。また、メンバーも、誰でも無制限に参加されてしまっては編集が不可能なので、すべて縁故で参加していただいた方ばかりである。民主主義の世の中にけしからぬという批判は承知している。しかしお陰様で、運営は頗る順調である。

①作品:歳旦帖・春興帖・花鳥篇・夏興帖・秋興帖・冬興帖で構成する。

②連載・「俳句を読む」

  物故戦後俳人論・戦後生れ俳人論・俳句時評・上梓句集特集

③特別企画:こもろ日盛り俳句祭・芝不器男賞などの俳句イベントとの機動的連携

④特別企画:現代詩等との相互交流に関する記事

⑤編集後記と広告


これからも、いろいろ変質して行くだろうが、新しい俳句媒体を求めての探求と言うことでご協力いただければ有難い。特に活字媒体と電子媒体の結合は、これからの俳句界の課題であると思う。

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