2013年3月1日金曜日

第9号(2013.03.01) あとがき

北川美美

弥生の月となりました。御蔭様で順調にアクセス8000を越えました。ありがとうございます。
いよいよ春興帖がスタート。小川春休さんの作品前書きに「蕪村の春興帖を思へば、画無き春興帖さみし。」とありましたが、確かに蕪村の春興帖には楽しそうな画が多く残されています。掲載に合わせ写真ばかり探していましたが、画を掲載するのは名案です! 略して春画?楽しい絵が欲しいところです。

 

 

筑紫磐井

「~BLOG俳句空間~」の開始に当たり「歳旦帖」の好評を受けて「春興帖」の連載を始めることにした。再び多くの方の参加を期待している。「春興帖」の由来は添付の文書に記したとおりである。多くの人が同時に参加して共感を持っていただける場にできれば幸いである。また、4月からは二、三の方に「特別作品」の連載もしていただければと交渉中である。
「豈」についても、54号で【『新撰21』世代による戦後生まれ作家10人論】【(豈同人による)戦後生まれ作家論】の特集を行ったのを受け、55号(本年秋刊行予定)及び56号で、攝津幸彦没後17年を迎えて攝津幸彦とその周辺の時代特集を2回にわたって組みたいと思っている。戦後生まれ作家たちが頭角を現した時代とは、騒がしくも懐かしい巷の音にあふれていたように思う。俳句の世界から消えていった人も含め、そうした時代を再現できれば後続する『新撰21』世代の参考にもなるのではないかと思う。

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